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細胞を活性化し痩せスイッチをONに！

みなさん知っていますか？

私たちの身体にはダイエットの味方になってくれる細胞があるんです！それは褐色脂肪細胞という細胞です。この褐色脂肪細胞の働きを知ることで痩せ体質に改善していく期待ができます☆
まずは私たちの体の中にある脂肪細胞についてです。

脂肪細胞

まず脂肪細胞は２種類あります。
１つは先ほどもお話しした「褐色脂肪細胞」もう１つは「白色脂肪細胞」です。

２つの細胞を簡単に説明すると
褐色脂肪細胞…燃やす機能
白色脂肪細胞…蓄える機能
という感じで２つの細胞の違いがあります。

《白色脂肪細胞》

白色脂肪細胞は体内のほとんどを占める細胞で体脂肪と言われるものです。
私たちが普段認識している脂肪細胞はこの白色脂肪細胞にあたります。
全身に広く分布していますが、特に多く蓄えられる場所は二の腕、下腹部、お腹、太ももです。

20歳前後の成人の身体にはいくつの白色脂肪細胞があるでしょうか？
なんと約400億個もあります！ですが実際に肥満者の白色脂肪細胞は、約800億個にもなるといわれています。

つまり、白色脂肪細胞は「脂肪をためこむ」働きがあるものなのです。

《褐色脂肪細胞》

褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させる細胞です。簡単にいうとヒーターのような役割を果たしていて、痩せスイッチだと思って頂くとわかりやすいです！
この細胞は生まれたときが１番多く加齢とともに減少していきます。ですが大人になったからなくなってしまうことはありません。

ちなみに褐色脂肪細胞は決まった場所にしかありません。
・首周辺
・肩、肩甲骨周辺
・脊髄周辺
・脇の下
普段あまり意識しない背中側に集中していることがわかりますね。

褐色脂肪細胞を活性化

褐色脂肪細胞は年齢とともに減少していきます。
30代では幼児期の50%、40代で30%程度まで減少してしまいます。

褐色脂肪細胞は「増やす」というより「活性化させる」ということ！
活性化させて燃焼を促すことがポイントとなります。

みなさん、自分の褐色脂肪細胞がしっかり働いているかわかりますか？
食事した後に身体が温かくなるかが手がかりだそうです！
食事をすると、摂った栄養を消化・吸収するために必要な熱を生み見出しますが、これが褐色脂肪細胞の働きが関係しているのではないかと考えられています。

食事をした後に身体が温かくなったり、汗ばんだりする人はもしかしたら褐色脂肪細胞がしっかり働いているのかもしれません♪

では褐色脂肪細胞を今より活性化させるためにはどうすればよいでしょうか？

褐色脂肪細胞は冷たい刺激に反応して働きます。
なので夏場は温かいシャワーと冷たいシャワーを３０秒ずつかけることを数回繰り返すという方法もあります。
ですが冷たいシャワーが苦手な方や、もともと冷え性な方はこの方法をすると褐色脂肪細胞は活性化しても他の身体へのトラブルにつながるかもしれないのであまりおすすめはしません。

他に褐色脂肪細胞を活性化する方法をお話しします。

１番おすすめは肩甲骨のストレッチ・マッサージ・運動をすることです。
肩甲骨回しストレッチというものがあり、背筋を伸ばし両手と頭が「山」という漢字になりようにポーズをとります。そして肘で円を描くようにゆっくり回します。内回り外回り両方行いましょう！これだけでも効果は期待できます！

肩甲骨のストレッチやマッサージをすると褐色脂肪細胞の活性化だけでなく、肩こりなどの身体の不調改善や姿勢の改善などにも効き目が出ることもあります。

食べ物でおすすめな食品は唐辛子やにんにく、生姜、ワサビなどです。
褐色脂肪細胞を活性化させる成分が含まれます。

褐色脂肪細胞がもともと非常に多い人もいるそうです。
それは大食いが得意な方！テレビなどに出られる大食いの方の体温をサーモグラフィーで見てみるいうテレビ番組がありました。その結果、食事を始めてすぐに背中の体温がぐんぐん上がり明らかに活性化していることが分かりました。