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老化の原因スキンケア編

加齢とともに老化していくのは当たり前と思っていませんか?
エステティシャン歴20年以上の私が思うに、断じて原因は加齢だけではないということ。
もちろん加齢により老化は進みますその程度は人それぞれです。

老化の原因と言われる糖化をご存じですか。
今日は糖化現象についてぜひ知っていただきたいと思います。

糖化現象が顕著に表れるのは「目」の周り

美容だけでなく、健康においても糖化現象は無視できません。

お肌のコラーゲンだけが糖化のターゲットだけでなく、タンパク質や脂肪でできた体の組織はすべてがターゲットとなります。

その中でも、お肌ではシミやシワやたるみの原因となる糖化。

糖化とは酸化と並んで老化の2大要因と言われています。
糖化現象の黒幕は「糖」
毎日食事で摂取する糖が上手く消費されず、体内に残っしまうと、タンパク質や脂質と結びつき体温が加わった瞬間に糖化現象が起こります。

細胞が糖化していくプロセスを「グリケーション」といいます。

グリケーションが起きた細胞は弾力を失い、硬く焦げたようになり、黄ばみます。

お肌の中ではコラーゲンやエラスチンでグリケーションが活発に起こります。
グリケーションが繰り返し行われることで、コラーゲンやエラスチンには糸が巻きついたようにな架橋現象が現れます。
もとはたっぷりと水分を含んで弾力のコラーゲンやエラスチンの面影はなくなってしまいます。

・マスクの跡が消えない
・朝起きた時顔についたシワが取れるのに時間がかかる
・皮膚が硬く、弾力がない

こんな症状はグリケーションによる症状と言えます。

糖化による老化現象が顕著に表れるのは目頭

糖化現象が出てる状態は…
①目頭のひだ(蒙古ひだ)の部分に目立つしわ
②目をつぶった状態のまぶたが黄ばんで見える
③ほうれい線にたるみがでる
➃小さな枝状の毛細血管が浮いて目立っている

原因は糖分の過剰摂取だけではない!

グリケーションの原因は体内に過剰な糖の存在です。糖の摂取を気を付けていても糖化対策は十分ではありません。

実は脱水症状も糖化現象を助長させるんです!

フランスの研究で「水分をよく摂取する習慣のある人はあまりとらない人よりも高血糖症になりにくい」という研究結果を発表しています。

体内の水分が少なるなるという事は、血液が濃くなるという事。

つまり血糖値も上がるわけですね。

通常は高血糖値になると血液中のブドウ糖は尿の中に排出され尿糖として体外に出ていきますが、排尿自体がへっていると余分なブドウ糖も体内に残ることになり、糖化現象の原因になります。

「仕事上なかなかトイレに行けないから水分の摂取を控える」という声を経験上よくお聞きしますが、水分をあまりとらずにいると、お肌では糖化現象が進んでしまいます。

水分をしっかりと摂取することは、代謝を上げる効果もあり、デトックス効果だけではなく糖化対策としてもとても重要な習慣です。

油抜きダイエットもグリケーションを助長

おにぎりを食べた場合と、オリーブオイル大さじ1杯を先に摂取してからおにぎりを食べた場合とでは、血糖値の上がり方にはっきりと違いが表れます。

油には当の吸収を緩やかにする作用があり、油を上手に取り入れて食べたほうが血糖値の上昇値は穏やかになります。
カロリーだけを気にして、おにぎりやパン、麺類などの単品のみを食べる続けてしまうと血糖値スパイクを起こしやすくなってしまいます。

血糖値スパイクとは、食後1時間の間に急激に血糖値が上昇し、その後急激に降下する現象をいいます。眠気やだるさ、頭痛や吐き気の原因になっている場合も。

血糖値スパイクを引き起こす原因

□甘いものを空腹時によくとる
□炭水化物メインの食事が多い
□早食いになりがち
□肥満傾向である
□運動習慣がほとんどなく、筋肉が少ない

油が血糖値スパイクを抑制するからといって摂り過ぎは禁物です!
摂取量が多いと血糖値こそ上がりませんが、上がった血糖値がダラダラと下がりにくい状態に陥ります。

糖化現象を起こしにくくする油の摂取方法

オメガ3を多く含むアマニ油やえごま油などが有効です。

オイル以外にもアーモンドなどのナッツ類にも良質な脂が含まれているので、食事の前に少しだけつまむのもいいと思います。

朝食に良質な油を摂取するのもいいですよ。

朝食に食物繊維がや良質な油を摂取することで昼食の血糖値の上昇が緩やかになることがわかってきています。

糖尿病の患者さんの食事指導にも使われる方法で、朝食を食べるメリットともいえます。

朝食の際には食物繊維に加えオリーブオイルなどティースプーン一杯加えてみるのがオススメです。私は納豆やシラスに混ぜて摂取しています。

おすすめの良質なオイル5種

アマニ油脂肪燃焼促進効果、女性ホルモンを整える効果
えごま油脳梗塞、動脈硬化などの生活習慣病の予防。花粉症などのアレルギーにお悩みの方
マカダミナッツオイル血管を強くする働き、肌のアンチエイジング◎
MCTオイルエネルギーになりやすく、代謝上昇効果あり。

糖化を回避する生活

朝食に良質な油を摂取し、昼食の血糖値をコントロールする
食事に食物繊維を必ずプラス
ごはんや麺類の前におかずから食べる
水分を1日1.5ℓ以上摂取する
ゆっくりよく噛んで食べる(30回目標)
6~7時間の睡眠
1日1万歩目標に歩く
食後に運動をする
全身のリンパや血液を流す効果のあるマッサージやサウナ、半身浴を行う

少しづつ習慣にすることで糖化現象を抑えて老化を緩やかにすることができるので、ぜひおためしください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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