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筋肉は見た目だけじゃない
筋肉は代謝を上げダイエットに役立つ大切な組織。
アンチエイジングのカギとなる成長ホルモンの分泌に関係しています。
何もしないとどんどん減少してしまう筋肉について、お伝えしたいと思います。
筋肉は何もしないとどうなる?
筋肉は20代をピークに1年に1~2%減少していきます。25歳をピークにジワジワと減少しはじめ、60歳を過ぎると急激に減り始めます。その減り方は20代と比べると下半身で20~40%も減少するといわれています。
筋肉は日々生まれ変わっていて、カラダにタンパク質が不足した時に調達するためのタンクとしての働きがあるため、筋肉は簡単に分解されてしまいます。
タンパク質は筋肉はもちろん、ホルモンや髪の毛、爪、肌、血管、内臓などの主原料です。
常に新陳代謝に必要とされているため長時間の空腹が続くとすぐに不足し、筋肉が分解されてしまいます。ダイエットをする際に、運動をせず、極端な食事制限をおこなってしまうと筋肉の減少は加速します。
年齢を重ねるほど栄養を取りながらダイエットを行うことが大切です。
筋肉が脂肪に変わる!?
学生時代にスポーツしていて、やめてから太った人から聞く言葉「筋肉が脂肪になってしまって」。
そもそも組織が違うので入れ替わってしまうことはありませんが、筋肉の状態が変わっています。
無理なダイエットやリバウンドを繰り返している人はの多くは筋肉が減少していることが考えられ、減ってしまった筋肉の隙間に、脂肪がたまります。霜降り肉状態になり、隠れ肥満になっている可能性が大です。
食事制限だけのダイエットを3カ月間続けると、5%の筋肉が落ちることも。
しかも普段から運動をしていない場合は、落ちた筋肉を取り戻すのに、6か月以上かかることもあります。
筋肉量の落ちた体は、代謝が低下し、体温も下がり、痩せにくいカラダになってしまい、リバウンドを繰り返す結果になってしまいます。
自己流のダイエットを簡単に考えることはやめた方がいいですね。
筋肉のもと「筋芽細胞」
「筋芽細胞」とは筋肉のもとになる細胞を言います。筋芽細胞が増えるということは筋肉が効率よく作られることにつながり、基礎代謝を上げるためにもとても有効です。
どうすれば筋芽細胞が活性化するのでしょうか?
筋肉は、筋繊維の束でできています。
この筋繊維1本づつに、「サテライト細胞」と呼ばれる細胞がくっついています。
筋繊維自体は自分で再生しませんが、サテライト細胞の働きで筋肉を再生させています。
普段から運動しない生活を送っていると、サテライト細胞は休んでいて増えていきません。
運動や筋トレをするで筋肉が損傷するなどの刺激を受けると、サテライト細胞が活性化し、筋芽細胞と呼ばれる筋肉のもととなる赤ちゃんが生まれます。
筋芽細胞は数回細胞分裂を行い、筋繊維を作り筋肉を再生していきます。
筋芽細胞は筋肉を増やすとても大事なカギとなるものです。
運動することはもちろんですが、この筋芽細胞は亜鉛を多く含み食品でも活性させれることがわかっています。
豚レバー | ||
牛もも肉(赤身) | ||
鶏もも肉(皮なし) | ||
牡蠣 | ||
ほたて(生) | ||
シジミ | ||
うなぎ(蒲焼) | ||
納豆 | ||
高野豆腐 |
今までの生活で筋肉が減っていると感じている人は、運動や筋トレを行ってみることはもちろんですが、必要な食品から栄養を補うことにも注目してくださいね。
筋肉を鍛えることによって認知症に予防になるので、寒い季節ですが、体を動かしていきましょう!
お読みいただきありがとうございました。
手軽に筋芽細胞を活性化、褐色脂肪細胞を刺激!脂肪燃焼効果が期待できます。
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